森とケモノのアーカイブ 林 ゆいか個展 @西荻窪・ギャラリー蚕室
林ゆいか個展
「森とケモノのアーカイブ」
@西荻窪・ギャラリー蚕室
*アーカイブ(archive)記録保管所、文書局、公文所、古文書といった意味で、主に記録を保存しておく場所林ゆいかの描き続ける「森とケモノ」時間と記憶を問いかける空間をご高覧ください
※ギャラリーHPより引用
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北欧の針葉樹の森や深い湖を思わせる風景の中に神獣のような動物たちが静かに息づいている様子が繊細な筆致で描かれた作品たち
岩絵具の深い色合いと鉛筆の黒線が響き合う詩的な風景
まず目に入るのは、中央に配置されたスクエアの作品↑
神獣のような白鹿と白い狼が象徴的
深い森の風景が色彩豊かに描かれた大作です
観る人が想像できる余白の「白」と風景や動物たちが絶妙なバランスで構成されています
角を丸く加工された独特の支持体はギャラリーの漆喰の壁と良くマッチしていて、小さな窓から風景を覗いているような感覚にもなります
↑花の輪郭に合わせて形作られたパネル
絵画よりもレリーフやオブジェのような物質感が強い印象
特に気になったのがこちら↑
静寂な森の中に佇む、牛角頭?の何物か
森の主か、悪魔か、神様か...
どうしても実物を観たくて、初日に伺って来ました
作家の林ゆいかさんに初めてお会いし、制作の色々なお話しができて贅沢な時間でした
↑前回ご縁をいただき家にお迎えした水玉模様の猫様
もうすぐ猫又になりそうな尻尾
気品があります
いつも家を守ってくれている青い猫様です
こんな時だからこそ、ぜひ実物をご覧になっていただきたいところです
※ギャラリー蚕室は感染症対策をしっかりとおこなっています
※混み具合によって入場制限がかかる場合があります
ギャラリー蚕室 開催概要
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