観劇「引き結び-紬ぎ結ぶは命の糸-」ViStar PRODUCE ReStart@中野テアトルBONBON
昨日大雨の中、舞台鑑賞して来ました
5/31〜公演中の舞台「引き結び」の内容と感想です
※一部ネタバレあり〼
引き結び...結ぶのも解くのも簡単な結び方
主人公は初めての一人暮らし、初めての彼女に夢と希望に溢れる大学生"高松一輝"
"一輝"は自分にしか見えない幽霊"雪江"に生まれてからずっと取り憑かれている
序盤はドタバタと大学生たちのコミカルな青春群像劇かと思いきや、中盤からは主人公に幾つもの試練が降りかかり、命について、親について、将来について、突然選択を迫られてしまう
人の縁は良くも悪くも引き結びのように簡単にはいかないもの
特に血の繋がりは...
"一輝"は彼女"香澄"と子供を守れるのか?
"雪江"は何者か?
[現世に生まれてこれなかった命も
過去に囚われてしまった命も
未來に向かっていく命も
全てが繋がるその時に
訪れる運命の決断とは…]
(公式チケットサイト説明より)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
筆者のトラウマ特盛な闖入者により、前半の流れが記憶から飛ぶ...
(演出の方、次回は何卒ゆるキャラ寄りでお願いしたいです...不意打ち...)
以下が見どころ
↓
異様な風体の不動産屋兼モジャ神様"原田"の怪演ぶりは必見!
オタクな幼馴染の大学生"圭介"のときどき気が利く瞬間
可愛く努力家な"一輝"の彼女"香澄"の迷いと覚悟
"香澄"を一人で育てた産婦人科医の母"香織"の願い
"香織"の産院に通う夫婦"徹"と"結子"の秘密
"一輝"の両親"善輝"と"智代"の過去
"一輝"が屋上で会う友達"望"の想い
"雪江"さんのハイテンションと口煩さに隠された切ない真実
主人公を取り巻く登場人物がそれぞれ個性的で、一人一人の視点から観直すとまた違った印象になりそうな作品です
今この瞬間も生まれてくる命が当たり前に生まれているのでは無いこと
選べなかったこと、選んだこと
人の巡り合わせは奇跡の連続であること
色鮮やかなパズルが完成して、額に入れようとしてうっかり裏面にひっくり返したら、そこには別の景色が出来上がっていたような、そんな作品です
筆者の貧弱な語彙ではこれが限界...
またこの作品は、昨年8月にコロナの影響による公演中止を乗り越えて、今回再演された作品です
気になった方は今日千穐楽です
紬組:12:00〜
結組:16:00〜
ぜひ劇場で体感してくださいませ
チケットはこちらから↓
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